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政権交代後、初の本格論戦の舞台となる臨時国会が２６日から始まりました。午後には、鳩山総理にとって初めての所信表明演説が行われます。
国会では、鳩山総理の初めて所信表明演説に向けた動きが慌ただしくなっています。鳩山総理は２６日朝、国会論戦への決意について自然体を強調しました。
（今日から臨時国会が始まりますが？）
「まだ頭の切り替えが十分ではありませんが、自然体で臨みたいと思います」（鳩山首相）
鳩山総理はこの後、初めてとなる所信表明演説で、「友愛社会」の実現などを訴えることにしています。
政府与党としては、３６日間という限られた会期の中で提出法案を必要最小限に絞っていて、日本郵政の株式売却凍結法案など重要法案の成立を急ぐ方針です。
２５日に行われた参議院議員補欠選挙で二つとも勝った民主党ですが、今回の勝利は臨時国会へ向けた「弾み」になると位置づけていて、勢いを持続したまま論戦で主導権を握りたい考えです。
「政権側の問題となる点は、あくまで食らいついていくという、こういう闘争心を忘れたら野党としての存在は否定される。再生もあり得ない」（自民党谷垣禎一総裁）
一方、自民党は、国会での論戦を通じて巻き返しを図りたいとしています。谷垣総裁の代表質問などを通じて、鳩山総理の献金問題のほか、日本郵政の社長に斎藤次郎元大蔵事務次官を起用することについて、「脱官僚政治」と矛盾するなどと追及していく構えです。
また、民主党の小沢幹事長は、国会議員同士の議論を活発化させるため国会法改正に意欲を示していて、官僚答弁の禁止などを訴える民主党がこれまでと違った議論を展開できるかどうかも一つの焦点となりそうです。（26日11:38）
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